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文学
村上春樹の新刊の発売日に街の本屋がないということで、数万人が同時に同じ本を読むイベントに遅れる
今日が村上春樹の新刊の発売日であることは、わかっているが、実はまだ手元にない。 『スプートニクの恋人』からずっとリアルタイムで、村上春樹を追ってきて、新刊の小説が発売される日にてにできないことは今回が初めてだ。 これは僕が忙しいという訳で... -
文学
大きな世界の本流に立ち向かわないと自分を成立させることができないなら、その流れから外れるしかない。
吉本隆明の『ひきこもれ』という本を読んでいたら、自分が今、働いて、毎日、身を粉にして健康的な暮らしをしているけど、僕はやっぱり社会へ参画していないと思う。 同時に社会で起きている問題に全く共感も同情もできていないのは、うち(家ではなく自分... -
文学
寝る寸前に書いてみた。今、ふと自分がしんどい時に、話したい人がいることの安心感
今、ふと自分がしんどい時に、話したいなあと思って、ふと思い浮かべる人は、残念ながら一人しかいない。 この人の気安さというものがすごく魅力なのだ。 たぶんそんなに僕のことに興味もないんだろうけど、僕の話したことはちゃんと頭に入れていて、どこ... -
音楽
カネコアヤノの半年先のチケットを買う行為は僕なりの未来への投資なわけだ。
何も書くことがない。 3月にある、幾つ何かの山場を乗り越えて、今、ホッとしている。 カネコアヤノの6月のホールツアーのチケットに当選した。 この数ヶ月先の公演のチケットを買うという行為に僕は最近すごく意味を感じている。 というのは、買った当初... -
文学
経済を回すためにお金を使うという考えは本当に正義なのか、考えた方がいい。
ブックオフに久しぶりに行った。 たぶん、4年ぶりだ。 5年ぶりかもしれない。 資格を取ろうと思った昔から本を無作為に買うことがなくなったからやっぱり5年ぶりだ。 欲しい本があったわけでなく、読む本を探しに来たんだが、やっぱり5年も足を運んでいな... -
音楽
カネコアヤノ@Zepp Nagoya。一曲目『わたしたちへ』が爆音ではじまると、きらびやか光の中、涙が溢れて止まらなかった。
色々と忙しいし、心的状況もそんなによくないが、せっかくとったチケットだし、なんとか時間を確保し、ライブに行ってきた。 正直、名古屋まで行くのも気が重い状況でリセールしてもいいかと思っていたが、やっぱり行ってよかった。 ライブが始まるまです... -
音楽
松任谷由実『LOVE WARS』は1989年に死ぬほど売れたアルバムでカセットに録音してもらい何回も何回も聴いた。
Valentine’s RADIO 朝のFMで松任谷由美の『Valentine’s RADIO』という曲が流れて、久しぶりにこのアルバム『LOVE WARS』を聴いている。 1989年の冬に死ぬほど売れたアルバムだ。 僕は小学生6年生。 少年野球時代の友達が買って、貸してくれて、カセットに... -
文学
東京の雪の日はいつも八王子駅前が賑やかになる
テレビのニュースで八王子がさんざん映っている。 懐かしい、というか東京の雪といえば八王子なんだそう。 僕は八王子に2年住んでいたけど雪が積もった記憶は少ない。 高尾はさらに雪深い町だということをニュースは伝えるべきだが、高尾山ではなく、高尾... -
介護備忘録
無神経な相手にはどれだけでもタフになれるし、繊細な相手にはどれだけでも優しくできる
穏やかな日曜日だった。 もう少し暖かくなってきたら、ある種の閉塞感がなくなるかもしれないが、開放されたら開放されたで、色んな訪問者が僕(ら)のことを悩ます。 要するに好意的な人たちが全て好意で近づいてきているとは限りないから。 僕は人当たり... -
文学
『彼岸過迄』『行人』の頃の夏目漱石は最初から設計図があるように思える
夏目漱石の『行人』を読み始める この時期の漱石はとても読者を意識している気がする。 新聞に連載されていたということがよくわかる。 章の最後でしばしばもったいぶる。 こういう書き方はある程度、話の全貌が見えていないとできないのではないか。 と、...