一生懸命に語りすぎる、といつも思う。
言葉だけに頼りすぎる、ともいつも思う。
最近、特にいっぱいいい音楽を聴いているからそう思う。
音楽を聴いて、こちらが受け取れる分だけで十分だ。
ディランがそうだった。
ステージに立って、ただ歌って帰る。
それがすごくいい。
カネコアヤノもそうだった。
僕はそれを見て感動して、仕事まで辞めてしまった。
歌っているのを見ているだけで、言いたいことはわかる。
そういう人はいる。
カネコアヤノ単独演奏会@日本特殊陶業市民会館。登場してから、ひとことも喋らずギター1本で歌い続ける
近年は、東京へは行けてなくて、19年以来、街へ出ると言えば名古屋だ。 東京からの友人も名古屋へ出張の時に声をかけてもらっている。 それでも1時間半はかかる。 今…
村上春樹がラジオをやっているけど、最近はあまり聴いていない。
別に思うところはないが、やはり小説が全てだと感じるから、その純度を保ちたいからかもしれない。
村上春樹の小説には何もかもが詰まっている。
それとは少し角度は違うが、菊地成孔のラジオ(もう終わったけど)がめちゃくちゃ面白い原理はどうなんだろうと、考えたけど、結局、彼は一生懸命語らない、
言葉に頼らない。
逆に言葉なんて馬鹿にしている。
だから、面白い。
彼は自分で音楽原理主義者と言っているぐらいだから、多分、そういうことなんだろう。
菊池成孔を追いかけていて、今日もラジオを聴く。音楽好きというか、学ぶべきものがある人から目が離せ…
完全防備で散歩に出かけた。 イヤホンで音楽を聴きながら。 プレイリストの中では今は、思い出野郎Aチームが一番お気に入りだ。 あとはミツメ、back number。 去年…
言葉では何も伝わらない。
そのことに多くの人は気づいている。
テレビや新聞が伝えているのが言葉であることにもそのうち僕らは気づくだろう。
僕は好きなことをやろう。
本を読んで、音楽を聴いて、好きなだけ寝よう。
仕事もうまく行っている間は続ければいいし、うまく行かなくなったら、また探せばいい。
本当にそれだけのことだ。
今日は友人が誕生日だったので「誕生日、おめでとう」と、LINEを送ったら、「サンキュ」とだけ返信。
四半世紀かけて短文を競う仲になった。
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