介護備忘録– category –
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伊勢路
昼ごはんを食べてから紙に書いて、 「今から墓参りに行く」 と父に渡して、その紙に「留守番」と書き足して父を指差したら、 「俺も行く」と言ったので一緒に伊勢まで乗せていくことにした。 3人で、伊勢まで出かけるのは今年の四月以来だ。 以前は月に一... -
冬はつとめて
冬はつとめて、と言うが朝の6時半にゴミ捨てに外へ出たが、朝散歩は気分がいい。 冬の朝はとても静かで綺麗だ。 うっすらと明るくなってきていて、このまま近所のカフェまで歩いて行きたいところだが、近所にカフェがない。 なので、ゴミを捨てたら、もう... -
家庭料理の幸せ
名著と呼ばれる本を何冊か机に積んで、この休みに読もうと思って挑んだが、なかなか進まない。 自分の知識がまだそこへ到達していないのと、少し関心がそこから離れているということだろうか。 以前はそういうものも無理してでも分かったつもりで読んだも... -
昭和の餅つき機を見たことありますか?
年末年始の準備をそろそろしないといけない。 両親が達者だった頃と同等とはいかないが、それに近い年末年始を迎える準備をしたい。 さすがにおせちは自分で作る気にならないので、部分的なおせちでいいだろう。 伊達巻とか、数の子とか、昆布巻きとか、買... -
1週間の献立
月曜日がひき肉の2割引の日なので、もう一年くらい、月曜か火曜は、だいたいハンバーグだ。 とても簡単だ。 そして火曜日は均一祭で、豚のこま切れが100グラム92円だったりするから、だいたい炒め物が常で、夏はゴーヤチャンプルだったり、青椒肉絲... -
何一つ手にしてないとしても軽やかに、そこを過ぎるということ
少し疲れた。 人に合わせるというのは程々にしないとすり減ってしまう。 使われることに慣れすぎると、ずっと使われることになる。 そういう意味で、期間の定めのある雇用というのは僕は好きだ。 今の仕事も一応ここまでと区切られているので、またどこか... -
おいしい生活
両親が寝静まった真夜中にスパゲティを作って食べるのが密かな楽しみだ。 今も下で作って食べてきた。 ハムとブロッコリとチーズのスパゲティ。 普段は9時以降は何も食べないが、休みの前の日は、好きなものを食べる。 食べ終えて、さて、やるかという気... -
ここからならどこへでもいける
季節が冬に近づいている。 夏にやり残したことが山ほどある。 冬が来るまでにはと思っていたが、季節が変われば、心持ちも変わる。 仕事を終えて、帰りはいつもの地元のスーパーまで向かう。 そのときに使うバイパスがとても気に入っている。 乗ってすぐに... -
手や身体が動くことと手記の関係
朝からいい天気だった。 風呂に入っていない父がずっと臭かったので、起きてきたのを見計らって身ぐるみ剥がした。 風呂に入れたわけじゃなくて着ているものを洗濯しただけだ。 風呂は絶対に入りたがらない。 それから昼ごはんを作り、母を車に乗せてスー...