手や身体が動くことと手記の関係

朝からいい天気だった。

風呂に入っていない父がずっと臭かったので、起きてきたのを見計らって身ぐるみ剥がした。

風呂に入れたわけじゃなくて着ているものを洗濯しただけだ。

風呂は絶対に入りたがらない。

それから昼ごはんを作り、母を車に乗せてスーパーへ。

午後は本を読んだ。

『三四郎』を読み始めたが冒頭は何度読んでもすごい。

雨が降るらしいので、早めに散歩に出て、考えごとの続きをした。

文章を書くことが自らの慰みになることを感じながら、散歩をしている。

書くことで少しずつ自分の考えがまとまってくる。

手を動かすことから次のセンテンスが見えてくる。

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