現在地(2022年11月29日)

ときどき将来の心配をされる。

もっとも心配ではないのだろうが。

僕がどう考えているかなんて、正直、誰にも教えるつもりもない。

だって自分でもわからないんだもの。

尊敬するリリー・フランキーが

「将来のことなんて想像しても意味がない。だって、今までも想像した通りになったことなんてないんだから」

と言っていた(もともとは大竹伸朗の言葉だ)。

他人の将来を心配する心理はわからないが多分、僕が未婚で定職もなくて、夢も希望も語らず、休みの日はいつも本を読んで散歩しているからだろう。

人それぞれの楽しさというものは、色々あっていいもので、僕にとっては漱石の時代の物語や、村上春樹の小説世界の中にいる方が楽しい。

最近始めたバイトはコツコツと仕事を覚えて少しずつ信用を得ている。

それが内向きというなら、どうぞ。

と、別に誰かと喧嘩をしたいわけでもない。

色んな評がいまさら神経をさわることはない。

なんとなく冷静に色んなことが考えられるようになってきたので、言葉を整理しているだけ。

『それから』の主人公の代助の振る舞いに共振してるだけなのかもしれない。

きちんと答えているつもりだけど、やっぱり先のことはわからないとしか言えない。

ただ文章を書いている僕をもっとよく見てほしいとは思う。

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