2日前の土曜日の朝、コーヒーを作ってから、ぼんやり本を読んでいた時に、また何か書いてみたい気がした。
強い気持ちはないが、あるこころの揺さぶりを思い出した。
読んでいた本は『ノルウェイの森』。
毎年、10月に一回読み返しているけど、毎年、新しい気持ちにさせてくれる。
直子から葡萄色のセーターが送られてくるシーンはいつもこころを揺さぶられる。
本当に嬉しい贈り物は人生に一度か二度しかないからだろう。
20代の文学青年の僕とその周りにいた寛容でやさしかった人々に向けてしばらく書いていきます。
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村上春樹のこと | 東京篇
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