大切な本やレコードだけは売らない

仕事帰りに、古本屋や中古レコード屋をハシゴして、3日に1回は何かを買っていたのは、もう10年も昔の話になる。

東京で暮らしていたときは、ネットの中のことなんか関係なく道端に色んな話題や見識があった。

スマホなんか持ってなくても、色んな人と繋がれた。

今の東京がどうなのか正直、あまりわからない。

今はごく一部の限りられた狭い地域で年老いた家族と肩を寄せ合って暮らしているから。 

古本屋で本を買うことは一切なくなり、図書館とネットで、事足り、レコードは昔から持ってるのを時々聴いている。

マイルスばかり。

新しい音楽はもっぱらApple Musicで聴いている(2024年9月現在はSpotifyを使っています

レコードもCDも買うことはなくなった。

そして読まなくなった本やCDをメルカリやなんかで売って(レコードは売らない)どんどん自分を正当化している。

そのうち薄っぺらい人間になるだろう。

色んなことは先まで経ってみないとわからないけど、残るものは残るし、残らないものは消えていく。

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