夏目漱石の迷う着地点について。『門』を読み終えて感じる後半の空虚さ

今日で、今年の仕事を納めをした。少し長い冬休みに入る。

今日が、冬至ということだったが、僕は、これから夜の時間が長くなる。

漱石の『門』を読み終えた。

最後は少し漱石の迷いを感じた。

迷いというのは、精神状態でいう迷いではなく、単純に物語の着地点に迷いがあるんじゃないだろうか。

というか、どこにも着地しない方がいいんだと思って書いたのかも知れない。

前半から後半の禅寺へ行くまでの話がものすごいキレ味なので、それだけでも満足できるが、『それから』のような胸の締めつけが残るかどうかはわからない。

来年は引き続き『彼岸過迄』『行人』と読みすすめて行こうと思う。

漱石の何かが僕に力を貸してくれるかも知れない。

先日の火曜日の深夜の音楽食堂というラジオ番組(FM YOKOHAMAの松重豊の番組)で思い出野郎Aチームの『笑い話の夜』という曲が紹介されて、いい曲だと思って、久しぶりに歌詞を紙に書き留めた。

凄いいい曲だった。

配信で探してもまだなくて、ライブ会場でしか売られてないという。

やっぱ東京か、と思ったが、radikoのタイムフリーで繰り返して聴いて、満足した。

ハナコの岡部さんがこの曲について凄い熱く語っていたのもすごく良かった。

なんか出会った感じだ。

風の匂いが変わって

街は夜の隙間

いつかの季節を思い出す

君が笑った僕のダンス

今日もいつか思い出したら

笑ってしまう夜にしよう

通り過ぎてく毎日の中で

忘れてしまうことばかりだから

悲しみを笑いとばして

夜をぶっとばせ

ソウルミュージック

僕は今夜君となら

全部笑える気がするんだ

僕らが踊り続けた

笑い話の夜

パーティーが終わる頃に

次の季節が来る

君がくるりとまわった

笑い話の夜

踊り明かした帰り道

次の季節が始まる

引用『笑い話の夜』思い出野郎Aチーム

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