『フィールド・オブ・ドリームス』を映画館で見た宝物のような野球少年時代の1日

『ノマドランド』

こないだの金曜日に『ノマドランド』をみた。

久しぶりに部屋の電気を消してハーマンカードンのスピーカーの音できちんと洋画をみたが、やっぱりいいものだ。

映画の内容は、評価を僕は別の人から聞いて知っていたから評価以上の大きな揺らぎはなかったが、たしかにこれからは独りで生きていくことを考えないといけないと思わされた。

映画の2時間は確かに長く感じるけど、集中して世界に入り込むことは楽しい。

特に僕はアメリカ映画がすごく好きでその中でもロードムービー的な街の風景やカフェやレストランでのシーンが旅行へ出たときのような気分に陥るから好きだ。

映画『グリーンブック』もとてもいいロードムービーでした(下記参照)。

下記の記事ではロードムービーの良さについて書いています。

『君の名は。』

それとは少し違うかもしれないが、以前『君の名は。』を映画館で初めて見たとき、僕は東京を離れていたこころがっちり掴まれて、『君の名は。』の上映中の映画館へ再度、再度と足を運んだ。

それぐらい新海誠の綺麗な風景と東京の街の風景の類似性が僕を旅の中へ引き込んでくれた。

わかる人にはわかるんだけど、三葉が最初に瀧と入れ替わって、東京の街を見るシーンを見たときにこの映画の力強さを感じた。

「東京やあ!」というシーンに毎回、涙したものだ。

『フィールド・オブ・ドリームス』

とここまで書いて、感じたんだけど映画はやっぱり結構、色んなものが残っていて、今年の夏に『フィールド・オブ・ドリームス』を33年ぶりに見たんだけど、その当時のことをくっきりと思い出した。

僕は小学6年生で、プロ野球選手を目指していて、水島新司のマンガばかり読んでいた。

野球少年団の監督に連れられて津新町の映画館でこの映画を見たんだった。

監督は映画の内容が凄い良かったらしく、泣いたわあと話していた。

僕はなんとなく、映画に父以外の大人の人と出かけたことが楽しくて、映画の帰りに何かご馳走に多分なっているけど、それがなんだったのか今は思い出せない。

でも、これは僕の宝物のような少年時代の1日だろう。

その時の話を、一緒に行ったチームメイトといつか話したいと今さっき、ほんと、書きながら思った。

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