かたちあるものと、かたちないもの。誰もが忘れてしまったとしても、僕は僕の夢を見続けている

穏やかな土曜日だった。

朝から伊勢に墓参りに行き、心身ともにリフレッシュして、昼からは久しぶりに歩いた。

少し汗が滲んだが、まだまだ身体は丈夫だ。

思い出野郎Aチームを聴きながら色んなことを考えて歩いたが、ほとんど忘れてしまった。

思いついたことを書き留める癖がないから、どんどん思考が流れていく。

それでいいのか、悪いのか、わからないが、大事なものは、自然と残るだろうと今では思っているから、あまり自分でコントロールしない。

やはり休みになると、少し自分の時間がとれる。

時間がとれると、やはり音楽を聴いている。

カネコアヤノと思い出野郎Aチームはどこからどう聴いても飽きない。

本も、先週、村上春樹の新刊を読み終えて、続けて過去作を読んでいる。

小説を書きたいという気持ちが強過ぎて、自分が何をしたいのかわからない。

夏休みまでしっかり働いて、自分の身の回りを固めてから色んなことに挑めたらいい。

誰もが忘れてしまったとしても、僕は僕の夢を見続けている。

『かたちあるものと、かたちないものと、どちらか選ばなくちゃならないとしたら、かたちのないものを選べ』(村上春樹「偶然の旅人」より

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