家庭料理の幸せ。包丁を握りながら、料理の方法について母に講釈をたれる息子になった。

名著と呼ばれる本を何冊か机に積んで、この休みに読もうと思って挑んだが、なかなか進まない。

自分の知識がまだそこへ到達していないのと、少し関心がそこから離れているということだろうか。

以前はそういうものも無理してでも分かったつもりで読んだものだが、今は、すぐにやめてしまう。

多分、ある程度、自分の傾向が分かっているからだ。

それに加えて時間が大切なことも十分に理解している。

自分は今、何がしたいのかわからない。

ただ、冬休みの朝、ゆっくり眠れるのが幸せでたまらない。

明日は今年最後の燃えるゴミの日でどうしても7時に起きて捨てに行かないといけないが、朝の寒い中、歩くのも悪くない。

ちなみにゴミ捨て場は遠い。

明日か明後日は餅をつく。

Nationalの餅つき機で毎年、母がやっていたことを僕が去年から、引き継いでいる。

もちろん、僕の助手を母がしてくれる。

餅米の分量とか、水の量とかちゃんと知ってる僕ぐらいの45歳の男を知らない。

包丁を握りながら、料理の方法について母に講釈をたれる息子になった。

感覚的なものだけど、随分と僕は成長したと思う。

「きのう何食べた?」のシロさんにはまだまだ全然及ばないが、憧れはきちんと成果を生んでいる。

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