糖尿病の父がコロナで緊急搬送、認知症の母は無症状。

日々、忙しく立ち回っている間、ずっと考えている。

旅のこと、小説のこと、少し先の未来と、過ぎ去った日々の思い出。

そして今の暮らしの煩雑さ。

僕は今も給食の仕事をしています。

去年より少し成長して、今はあらゆるメニューを作っています。

自分では凄いと思っているんですが、周りの一緒に働いている人は全く褒めてくれない。

ただ大事に育てられている感じだ。

いつか僕は小説家になるのだけど、まだもう少し、ここにいるだろう。

父と母は今も元気だ。

9月に父がコロナで緊急搬送された時はもうダメかと思ったが、ラゲブリオという薬を病院でもらって、それが効いて今も健在だ。

2型糖尿病の父でしたが、後遺症もなく、1週間後にはデイサービスに復帰できました。

父のコロナはもともとは僕がどっかからもらってきたんだけど、誰も僕のことは責めなかった。

僕自身の方が、薬も風邪の時の処方される薬しかもらえなかったので、けっこう苦しんだ。

苦しんだけど、父や母の身の回りの世話を含めて、家族の食事も全部、僕がしないといけないから寝込んでいるわけにもいかず、仕事だけ休んで、全てやりきった。

全てやりきったけど、誰も褒めてくれない。

母ももちろん、コロナに罹患したけど、無症状だった。

認知症の母がなんらかの病気に罹患するとけっこう大変だから、本当に無症状で助かったと思う。

それから先日もう一度、父が緊急搬送されることになるが、それはまあ僕のせいじゃない。

持病の痛風の発作が、膝にまで及んで立ち上がれなくなった。

これまで不摂生してきたせいだ。

まあ、不摂生していた若い頃は、いいこともあったんだろう。

そうして、介護生活の中で色んな人と関わるようになり、僕はこれまで以上にタフになった。

なにしろ僕が父と母を守らないといけないわけだから、やわな考えでは、この先、やっていけない。

色んな人が色んなことを言ってくるが、みんなネットやなんかでにわかに知識をつけて、言いたい言葉を並べている。

でも基礎体力がないというか、分厚い本の中で、気に入った箇所が一行しかないけどいい本だったという体験がないから、耳障りのいい言葉に、浮かれている。

なんとなく数年前の僕はそんな感じで浮かれていた。

本を読む時間が再びとれるようになってきたので、書くことも視野に入れて冬を迎えます。

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