まだ終わっていない夢について

何も書くことがない。

3月にある、幾つ何かの山場を乗り越えて、今、ホッとしている。

6月のホールツアーのチケットに当選した。

この数ヶ月先の公演のチケットを買うという行為に僕は最近すごく意味を感じている。

というのは、買った当初は行く気満々で精神的な健康状態もいい。

でも、数ヶ月後の公演が近づく頃に時々、ボロボロになっている場合があり、どこにも行きたくない。

誰にも会いたくない。

一日寝てどうだろう、回復するだろうか。

という日が僕は人より多い。

たぶん、性格的に無理をしているからだ。

そう見えないと思うが。

これが例えば、行こうと思っていた公演が当日券なら、100%行かないだろう。

しかし、入金済みのチケットならどうだろう。

もちろん最近はリセールという便利な機能があるからやめることもできるが、やっぱり、まあせっかくだから行こうかという話になる。

で、そこで、毎回、ステージの上から横っ面を引っ叩かれるような衝撃に遭うわけで、この半年先のチケットを買う行為は僕なりの未来への投資なわけだ。

たかだかライブだろうと思う人もいるが、田舎に住んでいて、たまにしか名古屋に出ない人間が、名古屋に来るアーティストを目当て仕事休んで、家事も全部済まして、特急に乗って、公演ギリギリついて、終わって特急ですぐ帰ってくるというのは、やっぱり、僕がなんとか自分の中の炎を消さないで、灯し続けようという気持ちがあるからではないだろうか。

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