2023年– date –
-
音楽
鈴木真海子『じゃむ』を聴いて。ぼんやり夏の光に照らされたやさしかった友達の夢などを見ている。
時間と共に色んな考えがまとまっていくものだと感じている。 一つ一つ状況に合わせて、その時のベストを選んでいる。 わりと決断は早い方だ。 料理が得意でお金の計算は早い。 健康であり、持ち物も少なくなった。 趣味は本と音楽。 野球はときどき見る。 ... -
文学
まだこちら側にいる僕。ある種の偏りが、限りなく正しいことがある。
嫌なことがあれば、一日、二日でだいたいリセットできる。 そして嫌な記憶の集積が僕のような半笑いのナメた愛想だけの男を育てる。 もちろんしっかりと良本を読んで孤独に時間を費やしているので、わりと公平に物事を見ていると思う。 もちろん、公平とい... -
介護備忘録
介護はドライでいい。愛は僕にあればいい。
なにか嫌なことがあった時は、とにかく静かに気持ちを抑える。 とくに僕のことを思いやって言ってくれたことが、結局、自分らのことしか考えてないことがわかった時は。 僕がワンオペで介護をしている理由は、僕が困っているときに頼ったときに誰も助けて... -
音楽
Spotifyでカネコアヤノ単独演奏会2022秋を聴く。音楽と好きな小説にのみ誠実になれる自分がいる。
久しぶりに古いレコードやCDのコレクションをひっぱり出して色んな音楽を聴いているんだけど、あまり自分の気持ちにピタリと来るものがない。 懐かしいという気持ちにもならない。 かなりドライな人生の時間を過ごしている今時の俺、という感じだ。 今時の... -
介護備忘録
家族といる時間も大切だが、一人になる時間も今の僕には大切だ
両親がデイサービスに出掛けている間、昼の時間、少し一人になれる。 もちろん家族といる時間も大切だが、一人になる時間も今の僕には大切だ。 普段は、仕事をしているが、こういう祝日や学校が休みの時は時間ができる。 今朝は朝からヤマザキマリラジオを... -
介護備忘録
介護を続けていく為に、僕が続けている仕事について
今日の献立はちらし寿司で、僕が当番で、合わせ酢から具まで作ったんだけど、具を作り終えた時、片付けをしてくれていた同僚が砂糖が2キロ残っているのに気づいて僕に、分量大丈夫かと尋ねた。 それから僕はレシピを見て、頭を抱えた。 レシピには2.37... -
文学
かたちあるものと、かたちないもの。誰もが忘れてしまったとしても、僕は僕の夢を見続けている
穏やかな土曜日だった。 朝から伊勢に墓参りに行き、心身ともにリフレッシュして、昼からは久しぶりに歩いた。 少し汗が滲んだが、まだまだ身体は丈夫だ。 思い出野郎Aチームを聴きながら色んなことを考えて歩いたが、ほとんど忘れてしまった。 思いついた... -
介護備忘録
介護申請をして1ヶ月が過ぎて、少しずつ新しい生活が戻りつつある
色々なことが巻き起こり過ぎていく。 太宰が言った、ただ一さいは過ぎていくと。 4月は長い1ヶ月だった気がする。 1ヶ月でいろんなことが一気に変わる。 いいことも悪いことも。 ようやく休みに入る。 給食の仕事はとても順調に成長している。 僕の居場所... -
文学
村上春樹の新刊の発売日に街の本屋がないということで、数万人が同時に同じ本を読むイベントに遅れる
今日が村上春樹の新刊の発売日であることは、わかっているが、実はまだ手元にない。 『スプートニクの恋人』からずっとリアルタイムで、村上春樹を追ってきて、新刊の小説が発売される日にてにできないことは今回が初めてだ。 これは僕が忙しいという訳で... -
文学
大きな世界の本流に立ち向かわないと自分を成立させることができないなら、その流れから外れるしかない。
吉本隆明の『ひきこもれ』という本を読んでいたら、自分が今、働いて、毎日、身を粉にして健康的な暮らしをしているけど、僕はやっぱり社会へ参画していないと思う。 同時に社会で起きている問題に全く共感も同情もできていないのは、うち(家ではなく自分...