2022年– date –
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文学
夏目漱石『それから』これが明治の時代に書かれて毎日、新聞小説で連載されていたというのだから、すごい。
『それから』を読み終えた 圧倒的な最後に、ため息が出た。 自分がこれから何か小説を書く必要はもうないような打ちのめされた気分だ。 これが明治の時代に書かれて毎日、新聞小説で連載されていたというのだから、すごい。 またいつも思うのだが、外国の... -
音楽
Apple MusicからSpotifyに乗り換えました。アーティストをアルバムで聴くという行為が減ったようなこの頃
音楽を聴いている。 以前は、レコードやCDを買ってステレオで聴くというものだったが、今は、iPhone→スピーカーあるいは車のオーディオへとBluetoothで繋いで聴いている。 その為にCDに払っていた金額をまとめてAppleへ支払っている。 9,800円(次回から10... -
文学
将来のことなんて想像しても意味がない。だって、今までも想像した通りになったことなんてないんだから
ときどき将来の心配をされる。 もっとも心配ではないのだろうが。 僕がどう考えているかなんて、正直、誰にも教えるつもりもない。 だって自分でもわからないんだもの。 尊敬するリリー・フランキーさんが 「将来のことなんて想像しても意味がない。だって... -
文学
冬の夢。東京は美しい、ずっとここで暮らしていこうそう強く思った頃の話
冬が近づいているが、まだ寒さが安定していないから準備段階だが、この間の服装が決まらない。 三重で暮らすようになってからは車で移動するから、随分、軽装になったけど、やっぱり朝晩は冷える。 けれども、日中はやはり17℃ぐらいあるから、それなりに着... -
文学
『それから』を最後に漱石はもう『三四郎』のような快活さを取り戻すことはない
『それから』を読んでいる。 漱石の小説は結婚にまつわる話がずっと付き纏う。 そうして定職につかない男の話と、それを是とする文明批評が繰り返される。 読んでいると、関東大震災や太平洋戦争の前の時代はわりと豊かな時代だったんだと思う一方、どうも... -
介護備忘録
両親が元気なうちになんでもおいしいものを作ってやろうと思うこの頃である。
両親が寝静まった真夜中にスパゲティを作って食べるのが密かな楽しみだ。 今も下で作って食べてきた。 ハムとブロッコリとチーズのスパゲティ。 普段は9時以降は何も食べないが、休みの前の日は、好きなものを食べる。 食べ終えて、さて、やるかという気... -
文学
ほんとうは一歩手前どころかど真ん中にいたのだ。それに気がづいた頃、僕はやはり一人で海を見ていた。
少し甘いものが増えてきた気がする。 もともと甘いものが好きなのだが、体型を維持しているのでずっと控えていたのだが、最近、毎日、何かしら買っている。 今もパソコンの周りにはチョコの食べクズが散乱している。 コーヒー飲みながら、甘いものを食べる... -
文学
Eテレのスイッチインタビューで奈良美智さん。穏やかで、何かと戦っていて、美しいものを愛でる優しさがある
Eテレのスイッチインタビューで奈良美智が出ていた。 ドイツで皿洗いしている頃の話がやっぱりいい。 自分に重ねる。 僕は何一つ成功していないが、チャレンジしている回数は多いのでアルバイト時代(今もだが)を苦労だと思っていない。 疲れた体で帰って... -
文学
政府から背中を押されて、お得だから旅に出ようという感覚は僕にはないけど、いつか切実な必要に迫られて旅に出る
本読むことと、音楽を聴くことと、コーヒーを飲むこと。 それぐらいしか楽しみがない。 映画は少し忍耐力がいるけど、面白い映画に当たった時は、楽しんだと思える。 旅は今は簡単には出れないけど、やっぱり必要だ。 旅への構想はやめられない。 政府から... -
文学
映画『グリーンブック』は深刻なテーマが根底にあるが、ディープサウスを巡る二人に友情が溢れる素敵なロード・ムービーです
昨晩、寝る前に『グリーンブック』という映画を見た。 一度、イオンシネマで見たことのある作品だ。 BSプレミアムは最近、いい映画を放送している。 先日は映画『フィールド・オブ・ドリームス』がやっていました。 週末に映画を一本見るというリズムが出...