震災以後の世界にいること

朝、目を覚ますと、やはりいつもと違う日曜の朝だった。

そっか・・今は震災以後の世界なんだと自覚するまで時間はそうかからない。

ラジオをつけると、ニュースが読み上げられる。

状況は変わらない。

一進一退。

僕にできることは祈ることだけ。

今日、いちにち何も起こりませんようにと祈り願う一日がはじまる。

そうは言ってもくよくよしてられないので、僕は僕なりの休日を過ごす。

まず、足を安静にしなきゃだから、遠出ができない。

ほんとは行きたいところがあるのになー。

とか思いながらゆっくり歩く。

歩くたびにハイジとクララのシーンを思い出す。

相当、自分の足が悪いらしい被害妄想の僕。

ただの捻挫だぜと冷静な僕はあきれる。

結局、高田馬場まで歩く、けっこう歩けるじゃん。

TSUTAYAでマンガを借りた。

そして夜、初のケータイ配信に挑戦した。

悪戦苦闘しながら、たぶんこれで・・・ダウンロード出来たの?

猪苗代湖ズ『I love you & I need you ふくしま

ケータイの小さい音で聴いています♪

地震以来、とても謙虚に自分がなにかの役に立てばいい。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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