太陽と海

色んなものが少しずつ秋に傾きつつある。

夏をあきらめてというサザンの曲があるけど、切り替えの早い僕は、音楽もサザンはサザンでもアメリカ南部のサザンソウルを聴いている。

アラントゥーサンから、ザ・バンド、そして今、ディランの『マスターピース』まで辿りついた。

続いて『アイシャルビーリリースト』

で、なにを書こうか。

というところで、最近はブログはたくさん書けてない。

机に向かって毎日、文章は書いているけど、外へ向けた言葉でなく、内へ向けた修正のようなものだ。

口数のようなものも関係しているのかもしれない。

ただ口数が減っても、人と話している時間は変わらないから、僕はただ頷いているだけで、たぶん人の話も聞いていないんだろうなとは思う。

だから、こころに響く瞬間というのが、僕自身にあって、それはとても明確だ。

僕は36歳になって、『風立ちぬ』のような映画に出会って、毎日ずっとそのことを考えているような、自分のこころのありようが、嫌いじゃない。

セコイ暮らしをしているけど、いつかヘミングウェイのように太陽と海はけっして金で買えなかったからと言えるだろう。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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