『三番目に大事なもの』でリリー・フランキーが考える「ベンキョウ」の部分

今日の昼間、リリー・フランキーの新刊を読んでいて、どうしてもこの曲のことを書こうと思った。

昼間にビビっと来たことをすぐ夜書いておきたい。

明日になったらきっと別のことを考えているから。

一番大事なものは自分なの
その次に大事なものが勉強で
三番目に大事なものが恋人よ
(RCサクセション『三番目に大事なもの』より)

僕には今は一番目と二番目しかないけど、三番目がない今のうちに言っておきたいこと。

普通のポップスでは、三番目に大事なものが恋人だなんて言わないところを清志郎は、さらっと言ってしまっていて、それが実際、本当のことだから凄い。

「君のことが一番大事だ」とかいうセリフ。

それは恋する自分にはとても気持ちのよい決めゼリフであり、それを言葉にすることで、とても楽になれることを自分は知っていて、自分は自分が大事の為にやっているからやっぱり一番大事なものは自分だと思う。

それで二番目の勉強ってなんなのかというのが、この歌の解釈としてとても大事なところなんだけど、昼間、読んだ本の中にその答えはあった。

「結局、大好きな人を三番目にできるかどうかは、二番目に『ベンキョウ』があるかどうかなのである。そしてベンキョウの部分を持たないと、すべてがテキトーな歌のようにウソっぱちに聞こえてくるのである。ベンキョウとは今ではない未来のために何かやる行為のこと。そこに未来の匂いがすればそれでいいのだと思う」(リリー・フランキー『エコラム』より)

昼の休憩中、そう書いているのを読んでしまい、午後は仕事にならないくらいそのことを考えていた。

一番大事なものは自分なの
その次に大事なものが勉強で
三番目に大事なものが恋人よ

「三番目のために一番目と二番目をしっかりやることが、自分と相手のためになる」
(リリー・フランキー『エコラム』より)

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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