人間の暗いキモチは長くは続かないのでは、なかろうかということで、暗いときは何もせずにただ時が過ぎるのを待っていたらいいような気がした

ここへ来て、ようやく足の痛みがとれてきた。

まだまだ100%じゃないけど、走れるようにもなった。

歩き方も以前のように戻ってきたと思う。

後は痛かったことを忘れることなのかもしれない。

今日も、20分歩いただけで、わーと汗が噴き出てきた。

朝起きて、足が思うように動かないだけで僕はとても暗いキモチだった。

とくにケガをして一ヶ月後は、もう元のようには戻らないのではないかとさえ思えていた。

でも、二ヶ月後に少し痛みがとれて、歩けるようになってからは、元に戻ることがなんとなくわかってきて、それに向かってただ時間を重ねてきた。

それで一つ言えるのは、人間の暗いキモチは長くは続かないのでは、なかろうかということで、暗いときは何もせずにただ時が過ぎるのを待っていたらいいような気がした。

状況というのは時間が経つと変わるもので、今、駄目でも、一ヶ月後、二ヶ月後と先送りにすることで、好転することをこれまで幾度となく経験したことを、暗い状態を脱してから気付いたのだ。

それに暗いキモチでいるのにもある種のエネルギーがいるから、ずっと暗い状態でいるというのは、それはそれでけっこう難しいものである。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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