小説が一番のニュースソースである

昼前に目が覚めて、雨戸をあけてから二度寝していたら、もうたいぶ日が傾いていた。

それからコーヒーを飲みながら、さんまのまんまの録画を見た。

ゴールデンボンバーがゲストで久々に面白い回だった。

それからなにげなくパソコンを開いたら、ヤフーのトップニュースには、村上春樹の3年ぶりの長編小説のニュース。

部屋に一人しかいない僕だったけど、かなり湧いた。

4月の一番いい季節に村上春樹の新しい長編が読めるなんて!

春がかなり待ち遠しくなったな。

最近は寒いのと無口なのとで、コツコツと本を読んでいる。

中村文則という作家の小説を初めて読んだ。

『何もかも憂鬱な夜に』という作品が凄くよかった。

こころの闇みたいなものを書かせたら、今、この人の他はいないということが読んだだけでわかるぐらい凄い小説だった。

僕らは普段、なんとなくニュースを見ながら、判決を受けた被告が控訴するとか、上告するとか、なんの事情も知らないで聴いているから、控訴とか上告とかキリがないとか思っているけど、そこにはとても大切な事情が含まれている。

世の中には色々なニュースソースがあるけど、やっぱり小説が一番のニュースだと僕は感じている。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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