真昼の決闘。あの有名なエルサレムの『壁と卵』のスピーチの前日、作家は少し怯えて(孤独で)いた。

村上春樹の新刊『雑文集』について。

面白かったのはあの有名なエルサレムでの『壁と卵』のスピーチの前日、作家は少し怯えて(本では孤独という表現だけど・・・)いて、勇気を出すために、『真昼の決闘』を何回も観て、それからスピーチの場に立ったという話です。

エルサレム賞受賞により世界中を巻き込むような、とても政治的に過激な批判の中、彼は前日、大好きな映画(『真昼の決闘』)を繰り返し見ることでキモチを作っていたのです。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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