何かを書こうとすると地震のことが頭をよぎって、それ以外のことを書こうとすると上手く言葉が出てこない

何かを書こうとすると地震のことが頭をよぎって、それ以外のことを書こうとすると上手く言葉が出てこない。

なにか前向きな言葉を書かないといけないキモチが大きすぎて文章にキレがなくなっている。

書かされている感覚。

不安であるときには書けていたことが、少しずつ安定してきたら、それは後ろめたさになり、筆がためらいだした。

3日ぐらい前からウォークマンに音楽を入れて持ち歩くことにした。

駅や休憩中に音楽を聴くためである。

落ち着いてまとまった文章を書かないといけないという焦りだけでなにも書けていない。

地震の前に書いていた小説もあともう少しのところなのに止まっている。

誰も何も教えてくれない。

でも誰もが同じ質問をくり返して来た。

答えは風の中にある。

あの人も、この人も、みんなそうしてきたんだ。

とにかく長い長い3月が終わる。

4月、5月、6月、7月、8月と好きな季節が始まる。

悩める子羊たちの春はもうすぐだ。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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