ジャスミン

昨日から読んでいる本のことを話したい。

辻原登『ジャスミン 』という小説。

1989年から1995年までの中国と日本を舞台に天安門事件から阪神大震災に翻弄される男の物語。

中国が今のようになる少し前の話。

僕が中国へ初めて行った頃のことも書いてある。

2004年刊行の分厚い小説。

これまで3回読み返してきたけど、少しも鮮度が落ちていない。

夏になにか読むものを探している人にはオススメ。

大人の冒険小説である。

明日は一日、仕事を休みます。

体調ではなくて、気分転換です。

最近、ずっと店が忙しくて僕が休むと困るという雰囲気なので、あえて休みをもらいました。

人間は働こうと思えばいくらでも働けるし、働いている間はなにも考えなくていいし、職場で頼りにされるのも気分がいいもので、そういうときはどんな無理だってできる気になるし、それが働く者の誠意というものだと思う。

僕だって反感かってまで休みたいわけじゃない。

ただ、なんとなく、そして確実に昔からそうやってきたし、これからだってそうである。

変わらない。

変われない。

それでは明日の七夕の夜、みんなの夢が叶いますように。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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