こないだ『かぐや姫の物語』を見てから、妙に里ごころがついて、かぐや姫のことと野球少年だった昔の頃を思い出している。
一昨日、大学で一番最初に知り合った友達が36歳になって、もう18年も友達なのかという話をしたこともあり、半分ぐらい東京で暮らしても尚、僕にとって前半の三重での18年は、今でも僕のこころを温めてくれている。
中上健次が、死ぬまでに、ずっと実家の和歌山のことを書き続けていたことが最近、なんとなくわかる・・・といっても僕は温かい家庭だったから、家族に執着することはないと思うけど、それでも、僕は僕のポジションで色々と関係を見つめ直せば、なにか新しい閃きもあるかもしれないと思っている、この頃である。
『かぐや姫の物語』は絵がとてもやさしくて見ているだけで、涙が滲んでくる。
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