村川とわ– Author –
-
好きな本のあのシーン
昨日、寝る前に少し『パン屋再襲撃』を読んだ。 2、3行読んだだけで、とてもリラックスができた。 最初のパン屋を襲ったときに、パンと引き換えに、ワグナーを聴かされるシーンとか凄い好きだ。 そしたら今朝、わりとスッキリ起きた。 もうすぐ春だとか... -
閉塞した空気
春のことばかり考えている。 暖かくなったら、また駅から駅など、歩いたりして。 今、感じている閉塞した空気もだいぶ変わるだろう。 最近、好きで内山田洋とクールファイブを聴いている。 『長崎は今日も雨だった』『逢わずに愛して』 『逢わずに愛して』... -
ニュースソース
昼前に目が覚めて、雨戸をあけてから二度寝していたら、もうたいぶ日が傾いていた。 それからコーヒーを飲みながら、さんまのまんまの録画を見た。 ゴールデンボンバーがゲストで久々に面白い回だった。 それからなにげなくパソコンを開いたら、ヤフーのト... -
死期を早めたアルコール
坂口安吾の『不良少年とキリスト』を読んだ。 12、3年ぶりぐらいだったけど、好きな箇所は全部、覚えていた。 ただ、一つ酒に対する認識が今は、昔と違うから、太宰の死期を早めたのは、アルコールだということがわかる。 そうして、アルコールを飲まな... -
太宰治『右大臣実朝』のカッコよさ
2月になりました。 最近は昔のラジオをTSUTAYAで借りて来て、ウォークマンに落として毎日、聴いてる。 今、20時間分聴いた。あと80時間もある。 それから久しぶりに太宰治を読んだら、やっぱり太宰のカッコよさを思い知らされた。 『右大臣実朝』とい... -
自由に生きる言葉
この記事は2013年1月に書かれた古い内容の記事です。スマートフォンを持つ前の頃の著者の感想です。現在は著者もスマートフォンを持っています。 最近、ブログで書きたいことないなあ・・・ なんか、ケータイもスマホにしようと思うことはほとんどなくて、... -
気持ちとは=痛みであること
昨日は久しぶり出掛けたけど、年末なのか中央線の中が騒がしかった。 でも山手線は空いていたな。 真夜中に地元の駅についたら、いつもより車の量と人の数が少なかった。 冬の空がまだ明るい。 先月まであった小学校が取り壊されたので、景色が変わった。 ... -
年賀状を10名に捧ぐ
年賀状を書きました。 メモ程度のことしか書けていないけど、10通書きました。 べつに10人しか友達がいないわけではないです。 10人以上の人は住所を教えてくれないシャイな人々、或いは、年賀状がすたれてから知り合った人々、普段、ひんぱんに会っ... -
夏目漱石の暗さの濃淡について
こないだ『門』を読んでいると書いて、それからなにも書かずにいたら、あっという間に1、2週間が経ってしまった。 『門』の中で一番好きなのは京都の学生時代の話で、ほんの少し三角関係になって主人公が神戸に友人のお見舞いに行くシーンだ。 たぶん、... -
夏目漱石の本の中にある重力
『門』を読み始めて一週間ぐらい経つけど、あまりすすまない。 面白くないからではなく、なかなか物語に入れないからだ。 でも、あと数ページ進んだら、物語から出れなくなれるのを僕は前に読んでいるから知っていて、ゆっくり読んでいる。 漱石の中では『...