村川とわ– Author –
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『いせぢゅう』というお好み焼き屋
僕は映像に感化されやすくて、少し前にスマスマで5人でUSJ近くのお好み焼き屋に入るシーンが凄くよくて、それを見ていたら、伊勢にあったいせぢゅうを思い出して、近頃、お好み焼きばかり食べていた。 その伊勢のいせぢゅうというお好み焼き屋は、おっち... -
知的好奇心の鮮度
1時間前に書き始めて、ノッてきたから、更に書き進めて、そろそろアップしようと思ったら、変なところを押してしまって消えた。 わりといいこと書いていたのにと思い、もう一度、書きなおしたんだけど、なんとなく同じように書けない。 たぶん、その程度... -
危うさの中にしか、大切なものはない
暖かくなってきてから、音楽ばかり聴いている。 冬場はイヤホンばっかだったから、今はステレオのスピーカーで朝の出掛けや、深くない時間に大きな音で聴いている。 ほんとは、もっと大きい音で音楽を聴きたいけどな。 大谷ノブ彦のオールナイトニッポンが... -
あの夏の先生のまじめな表情
今日、あるアンケートがあり、あなたの生きる支えになっている作品はなんですかという質問に僕は夏目漱石の『こころ』と答えた。 『こころ』を即答するときの僕に迷いはない。 高校三年生のときに国語の授業でやって以来ずっとだ。 このブログでも『こころ... -
19歳の夏に毎日、聴いていた
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 読みました。 とてもいい小説で、読みすすめるうちに様々なことを思いだしていました。 僕はとくに19歳から21歳ぐらいの自分に重ねていました。 今でもその頃のことを思い出すと、胸がとても苦しくなる... -
1990年の野球少年
なにげなくプロ野球の結果が気になり、NHKのニュースを見たら中日は勝っていて、なんと山本昌が勝ち投手に。 6回まで投げたという。 すごい。 横になってテレビを見ていた僕だったけど、きちんと座り直した。 こういうのを見るとガゼンやる気が出てくる。... -
みんなミスターのことが好きなんだ
今朝のスッキリ! で、テリー伊藤がミスターのことを語っていた。 彼が若い時に目をケガして沈んで、どうしようもないときにミスターがホームランを打ったという話。 僕はミスターがプレーしているときの姿をほとんど見たことがないけど、なぜかミスター... -
新しい言葉
またずっと小説を書いていました。 花粉症で鼻と目がやられていますが、深夜パソコンに向かい合っているときだけは、生活からも花粉症からも自由です。 でも最近、朝の太陽の差し込みが変わってきたせいか、戸を開けたら、すぐに目が覚める。 次の村上春樹... -
時を経て経てしているうちに、悪くなるものばかりが人生じゃない
少し実家に帰っていて、約一週間ぶりに東京へ戻ってきたら、桜が満開だった。 なんだか、今年は早いな。 写真を撮らないといけないな。 写真と言えば、自分の撮った写真で、気に入ったものはないと思っていたけど、2年前ぐらいになにげなく撮った家族の写... -
切実な時代
本屋で立ち読みしてきた。 村上春樹の新刊のあとがきにジョン・レノンが死んだときのことについて書かれていた。 その時期を彼は切実な時代だったと振り返っている。 それを読んで僕は、現在については、たぶん彼はそうは思っていないんだろうなと感じた。...