『イン・マイ・ライフ』の境地

ここ何日か家に帰ってくると中日戦がやっていて、ゴハンが炊けるまでの間、観ている。

今の中日では荒木が好きだ。

もちろん山本昌が歴代NO1だけど。

野球もほんとはしっかり見たら面白いんだけどなあと思いながら見ていた。

いつの間にかプロ野球をほとんどみなくなってしまった。

野球も、お笑いと同じで、プレーヤーのレベルはかなり上がってきている。

でも僕がアツくなれるものは、スポーツではない。

僕がアツくなれるものは、得点で競争しないもの。

高校3年のとき、同じ野球部の同級生にNSCに誘われたんだけど断った。

僕は芸人に憧れていたけど、自分が芸人になれるとは思えなかった。

結局、その同級生は一人でNSCに入り、なんとなく消えていった。

でも、彼のことは僕は今でも好きだ。

僕の友逹で今、高校の教師をしている人がいて、進路の相談でけっこう夜中まで生徒と顔を突き合わせているみたいだけど、彼はどういう感じで進路相談をするんだろう。

僕みたいな外国のチョコレートみたいに甘い考えの生徒の進路を応援したりすんだろうか? 

僕の場合、京都の志望校を全部落ちて、結局、東京の大学(名前は忘れた)になんとか補欠で合格して、よかったのは、そこで友達に恵まれて、東京に住むことを決めれたことと、東京になじんだことぐらいである。

それが進路だ。

田舎へ帰ろうと思えないくらい、ここがいいと思えたのは幸せなことである。

ビートルズに『イン・マイ・ライフ』という曲があったけど、そんな境地である。

そんなこと言いながら、もうすぐイマジンの日だ。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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