漱石に触れる

本を読みながらよく考えることがあるが、今、それを書こうとしても思い出せない。

本を読んでいるときに考えていることがとてもシリアスで大切な問題であることがなんとなくわかる。

本を離れると僕はある程度、自由に言葉を使ってものを考えることができる。

でも、本を離れると僕は考える必要はなくなる。

どうしてだろう。

また小説を書いているときはほとんど本が読めなくなる。

そうして、文章がとまらなくなる。

ブログも今みたいに苦労なく、さらさら書ける。

でもそこに本を読んでいるときのようなシリアスな切り口はない。

それはある種の欠落ではないだろうか?

この夏は漱石を少し深く読んでみたい。

『それから』『こころ』『門』の漱石の悩みの深さに触れることは今の僕にとっては大切なことである。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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