梅雨という季節は好きじゃないけど、「梅雨入り」という概念はわりと好きだ。

関東も梅雨入りの模様。

洗濯物がたまってしょうがない。

部屋干しが嫌いなのである。

しかし来週もずっと雨と曇りのマーク。

乾燥機なんか論外だ。

梅雨はこれだから困る。

梅雨の谷間の晴れ間になったら、そんな悩みのいっさいは吹っ飛ぶんだけど。

梅雨という季節は好きじゃないけど、「梅雨入り」という概念はわりと好きだ。

アメリカ人は雨をレインとしか表現できないけど、日本はいろいろある。

小雨、霧雨、五月雨・・・その中で梅雨という言葉の中の雨の意味は雨の種類ではない。

とても曖昧である。

雨のぜんぜん降らない梅雨だってある。

その曖昧な状態になることを「梅雨入り」という。

あじさいが咲き乱れて、真夏のような日がときどきあって、七夕の頃はけっこう晴れが続くというイキな計らい。

「梅雨の中休み」という曖昧な言葉もあるぐらい。

でも雨降って地固まるという言葉もあるように日本では梅雨を無くして、季節は語れない。

収穫の秋に向けて、これから僕らはたくさんの雨を受け入れる。

異常気象だ、なんだかんだと毎年同じこと言って、いろんなことを忘れてしまうんだ。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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