母との思い出

昼間、フレッシュネスバーガーに入り、軽く食べるつもりが、二個も食べてしまった。

別に腹が減っているわけでもなかったのに、一つ食べて美味かったので、もう一つ頼んでしまった。

今はあんまり食べたらいけないのに、珍しく我慢が出来なかった。

まあ、いいか。

ハンバーガーを食べたのは久しぶりだった。

というのは、大学時代は学校にマクドがあったので、毎日のように100円バーガーを二個三個食べたりしていたけど、卒業して以来、マクドに入らないようになり、あまりハンバーガーを食べなくなった。

どうして食べなくなったんだろう。

24歳ぐらいのときに自分できちんとした食生活をしようと思い立ったのも一つある。

マクドナルドが全面禁煙になったのもその頃か、あ、そうか僕が禁煙したのもその頃で、僕は喫茶店やマクドで一服するぐらいなら、一冊でもたくさん本を読んで勉強しようと思い立って生計をきちんとやり始めたのもその頃だった。

二日禁煙したら、文庫一冊買えると思い。

二日に一冊買っていた。

そして、今、その本を一生懸命減らしている(余談)。

でも、あんなに美味いなら、また食べたいな。

ハンバーガー。

どちらかというと僕は魚より、肉のが好きなので、それはきちんと主張しておいたほうがいいな。

好きな食べ物は焼き肉。

一位焼き肉。

二位円卓中華。

三位自宅。

以上、即答。

僕は何度も書いているとおり、お父さん子で、小さい頃から親父とばかり遊んでいて、母は働きに出ていたので、あまり母との二人の思い出がないんだけど、僕が学校を出て、東京でアルバイト生活でまだきちんとした人生を歩めていないときに二人で焼き肉に行ったことがある。

「あんた東京でちゃんと食べとるん?」

店が始まった夕方で、誰も客のいない座敷で母と二人で焼き肉を食べた。

母は漬物(キムチ)とゴハンで、僕が大方の肉を食べていた。

「おいしい?」って母は何度も訊いてきて、その度に僕はゴハン片手にモグモグ食べながら首を縦に振った。

夏だった。

伊勢中川駅からすぐのとこ・・。

もうあれから10年近く経つけど、店は今でもやっているようで、こないだ母はその話をしていた。

「またあの店に行こか?」

「なにぃ、覚えてたん?」

忙しい母のことだからてっきり忘れているだろうと思っていたんだけど、どうやら覚えているらしい。

3人も子供がいると、どれが誰との思い出だったか忘れるだろうと思っているのは子の僕ばかりで母は母でわりとしっかり色々と覚えているようだった。

母との思い出。

母もパソコンやれて僕のブログが見れたらいいのにと思う。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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