理想だけで生きていく

僕はわりと髪型に気をつけるタイプで、時間がなくても、きちんとセットして出かけている。

前日の風呂上りから、明日の朝にきちんと思うような髪型になるように、髪の根元が立ち上がるようにしかけて朝、起きてからは、更に寝ぐせで爆発しているところを修正して、それからWAXでボブ・ディランになりたいをカタチにしているのである。

なにカッコつけてんだよ、と言われようが、カッコはつけないわけにはいかない。

これはポリシーの問題だから。

それを、ひとこと「なに、ボサボサじゃん」で済ませられる。

「なに言ってるの、今日、めちゃめちゃキマってんだよ」

と僕は理想の人物を追っている自分がわりと好きだ。

理想は大事である。

理想だけでは生きていけないという人は山ほどいるが、理想なしで充実した現実社会を大人として生きていくより、理想だけで生きていくほうが僕はいい。

松本大洋の『花男』みたいに。

今夜のカンブリア宮殿、吉本の社長のストーリーよかったです。

社長の理想はとてもカッコいい。

一人でも多くの芸人が飯が食えるように。

今日は寝る前に『浅草キッド』を聴こう。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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