阪神大震災の直後の春のセンバツのこと。SMAPの『がんばりましょう』が入場更新曲だった。

春のセンバツが始まります。

16年前、僕もこういう状態で甲子園に行きました。

もちろん今回より僕は元気でした。

阪神大震災の被災地にある西宮に野球をしに、大きな荷物を電車で運んだのを思い出します。

とてもせつない大会でした。

野球どころじゃないってさんざん色んな人に言われて、がんばれって応援されたり、外では被災者が炊き出しをやっているのに、宿舎のホテルでいいものを食べさせてもらい。

移動のバスからブルーシートだらけの家屋を見せられて、野球どころではなかった。

でも、そのときの僕らには野球しかなかった。

やっとつかんだ甲子園だったんです。

自粛して中止するのも寂しいし、ホームラン打っても寂しいんです。

今回はそういう大会です。

そのとき甲子園を沸かした、福留、藤井、荒木というメンバーが今も現役でがんばっています。

彼らもきっと何か思うところがあるでしょう。

スマップの『がんばりましょう』が入場行進曲だったなあ。

色々な思いを込めて応援してます。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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