東京に全部ある

地震の話と原発の話で、少し疲れますね。

でも、話していることで楽になるなら、話したほうがいいと思います。

よく「なにも考えないで普通に暮らしているのが一番だよ」と言うけど、実際にピンポイントで強い揺れに会ってしまった人に、「怖がらないで」と言っても、「はい、そうですか」とはならないのです。

僕は隣の住人がドアを強く締めるのでさえ、ビクッとします。

これは、自分で克服していかないといけないので、がんばるしかない。

簡単には色々なことを諦めない。

今日も僕は店で一日、西に行く飛行機や新幹線を売りまくりました。

世間では、とにかく西へという動きがあるみたいです。

そのことを実家に電話したら、「帰ってくるか?」というので、「そんなことできるか」と返事した。

みんなが怖いのに一人だけ逃げ出すわけにもいかないし、仕事もあるし、僕一人、西へ行くわけにもいかない。

西へ行ったら、あと50年生きれるかもしれないけど、それは、きっととても空っぽの50年だ。

死んだように生きる『こころ』の先生みたいになる。

そうならない為に、ほんとに大事なものがなにかをいざというときの為にきちんと整理しておきたい。

僕はこれから何回か、大なり小なりの決断を迫られることがくる。

そのときに後悔したくないから、きちんと『こころ』をつくっておきたい。

今はけっして逃げ出したらいけないし、一人だけズルしゃいけない。

買占めは絶対駄目。

これは今だけじゃなくて、5年、10年、先の自分の為に言っているんです。

僕は将来、小説家になりたいので、こういうときに誠実に乗り切らないといいものが書けない。

これは生きる姿勢であり、モノを書く心構えです。

今の僕のことを大きくしてくれた人や、気にかけてくれる人がたくさんいる東京を今、ただ怖いという理由だけで離れられない。

ほんと・・東京に全部、あるんだ。

明日も仕事です。

キャンセル処理と西へのチケット売るぜ。

そして暖かくなるよー(^O^)/

がんばろう、みんな。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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