アメリカのいい部分

しばらくは、なんとなく気持ちをとどめておきたいから、書かないでおいたんだけど、その間は、やはり勉強がはかどっていい。

夜、遅くまで本を読んで、頭の中がこんがらがって寝て。

疲れた身体にジャズを浴びながら、コーヒーを飲んでまた本を開いて。

その間、僕はかぼちゃを煮たり、豆苗を育てたり、職場の先輩から、ライ・クーダーとアラン・トゥーサンのCDを大量に借りて、ここ1ヶ月ぐらい聴き倒していた。

二人のうちのどちらが好きか決めかねている。

しかし、間違いなく僕がアメリカを贔屓にしている理由は僕が今よりずっと若い頃に聴いている音楽や文学に原因があるのは間違いないだろう。

『お洒落名人 ヘミングウェイの流儀』という本を読んで最近の僕の趣向から考えて、僕は最近、アメリカ文化へ回帰しようとしている気がする。

アメリカがダメになりかけている今になって、アメリカのいい部分を再認識し始めている。

いろんな人の気持ちが離れている今だからこそ、アメリカを少し勉強しておこうと思う。どうしてだろう?

『グレート・ギャッツビー』を読み始めた。

今回で3回目だけど、沁みてくる。

1回目はまったく理解ができなかった僕はフィッツジェラルドなんかぜんぜんいいと思わなかった。

村上春樹訳の『グレート・ギャッツビー』を読んでから、すっかりフィッツジェラルドのファンになってしまったのである。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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