1・18

毎回、芥川賞の発表があると、うちにニセの文藝春秋編集部らしき人物から電話がくる。

彼は毎回、落選の通知をしてくれるのである。

「今年もアカンかったなあ」と僕は彼の期待に10年以上、応えていない。

アメリカ日記を越える作品は未だ生まれていない。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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