球数制限について(大昔の僕の考えを反省する意味を込めて)

この記事の内容はいささか古い時代、2013年に書かれたものです。とても古い価値観で書かれていますが、その時の自分の思いや感じ方が面白いと思うので、反省の意味も込めて、そのまま掲載します。現在は、大谷翔平の登場で色んな野球の考え方が変わってしまった。そういう意味で僕のここで書いたような野球の考えは敗北したと言っていいだろう。

野球のセオリーとして一点取りに行く策として、送りバントが嫌いだという話は僕はあちこちでさんざんしてきて、いつも野球をわかってないと言われるんだけど、そもそも僕は野球の中の話として、送りバントが嫌いだと言っているわけじゃない。

投手の球数制限もそうである。

なんで、2-0で勝ってるのに6回、7回で、先発投手を変えるのか。

それが勝ちパターンだからってなに?

先発投手はもともと9回投げるつもりでやって、打たれるまでやるから、ドラマがあるのに、打たれる前に変える今の野球はつまらない。

今がんばらないで、いつがんばるの? と思うことが最近、多い。

野球だけでなく。

球数制限をして、選手生命を伸ばしたところで、その選手にはドラマはない。

僕は初回に大乱調で大量失点の後、2回から立ち直ったけど、結局、負け試合のインタビューで「今日が今シーズンでいちばんよかった」と語った松坂が忘れられないし、同じようなことをダルビッシュが、言っていることを嬉しく思う。

数字なんかはとても覚えられないけど、コメントとかアナーキーな眼差しとかは、記憶に残るもので、僕はそういうものがないと楽しく生きていけない。

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この記事を書いた人

三重県生まれ。現在は給食調理員をしながら両親と3人で暮らしています。趣味の読書と音楽鑑賞に加えて、自分でも様々なものを書いています。

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