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見えない力、宿る
ほんの少し前に、夏のいい思い出ができましたと、友達から写メを送ってもらって、僕もいい夏だったと振り返っていたんだけど、今年の夏は、まだまだ終わっていなかった。 今年の甲子園はたぶん僕の周りのとくに三重の人間には特別な甲子園になりつつあると... -
スイングしなきゃ意味がない(少年野球の頃から言われていたこと)
最近は、ジャズのことばかり考えてます。 ようやく自分の中でスイングという感覚を掴みかけているのかもしれないと思うからだ。 スイングしなきゃ意味がないという言葉をただの感覚でわからせる表現が好きだ。 趣味が音楽鑑賞と読書とお笑い。 とてもつま... -
『万延元年のフットボール』のこと
たくさん小説が読める感情が育ち始めている。 もっとも、大人も子供も、たくさん本を読めばいいというのは間違った考えで、僕に限っていうと、本は新書やビジネス書でなく、小説である必要があり、その場合小説を読むほうの活字は中毒性がない。 小説には... -
病院にいって病気になる
朝、家を出掛けるといつも入口の日向で自転車の下に茶色い猫が寝ている。 猫はそこから僕がカギをかけて部屋を出ていく様を見ている。 僕は別に愛想を振る舞わないけど「またおる」と思い、出掛ける。 なんとなく猫はコタツで丸くなるの発想で、夏は日陰か... -
レコードのいいところ
久しぶりにレコードハンティングに萌えている。 セロニアス・モンクの数枚をレコードで探しているんだけど、ぜんぜんない。 どれもアマゾンで、CDで1000円ぐらいで買えるんだけど、やはりレコードで買わないと意味がない。 理由 その①レコードの方が... -
21歳の僕はアメリカにいった
東京から三重は旅路としてはとても短い。 新幹線に乗ったらあっという間だ。 どっか途中下車して、寄ろうと言うほど、距離が長くないので、いつも名古屋に着いたら、近鉄に乗ってしまう。 なるべく早く実家に帰りたいという気持ちが勝ってしまう。 ほんと... -
そのうわべだけの感じが僕の中身
昼休み日に当たろうと外へ出て、甘泉園へ行ったが、蚊が多くて、ゆっくり飯も食えたものではなく退散。 夏はやっぱ暑くていいなあ。 居場所がなくて。 麦茶も美味いし、トマトもぬるいとか言える。 信号が赤の間、日陰で待つような男にはなりたくない。 疲... -
仕事帰りに桃を2つ買ったぐらい
夏晴れの土曜日。 昨日は誕生日で、37歳になった。 誕生日だからといっても何もない。 普通に残業して、金曜ロードショーでトトロを観て、音楽聴きながら本を読んで、コーヒーを飲んだ。 仕事帰りに桃を2つ買ったぐらい。 今朝は早く起きて、洗濯して布... -
逃げた思い出
病は気からというのは本当で、ひょっとして自分は弱っているという感覚から、現実に向き合えなくなる。 現実に向き合えなくなった人にあんまり無理しないでとか、少し休んだらとか、周りはやさしい声をかけないと気が治まらないから声をかける。 でも、僕... -
それはただのノイローゼ
親戚の子供が東京へ出て来るので、会ってやってくれないかといとこの母親から連絡が来たので、明日、会ってくる。 何かをしてあげるわけでもないけど、上京することの不安を共感してあげたい。 4月に就職したばかりですぐに辞めてしまって、思いきって上...