日記– category –
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「聴いてみて」
昼間、外を出歩くともう少し日差しが強くて、風もやわらかくなってきて、少し希望が見えてきた。 春にかけて意気込みはないけど、しゃんとした気持ちでいたい。 テレビもいいけど、もう少し文章の勉強をしなきゃとか、もっと長い目でいろんなものへ愛をそ... -
友達はカネで買えない
桜の歌がやたら街に流れるこの頃、少しずつ色んな別れが始まっていて、僕は今週、二人と別れた。 よくある話である。 寂しさへとこころは動くけど、それを表現しきれない。 それとは別に、仕事でお世話になって別れた人から、最後にメール交換したら仕事抜... -
三島由紀夫『春の雪』
帰り道は解放感満ちていて、色んなことを考える。 今日は神田川沿いを歩いていたら、雪が舞ってきて、とても気分が洗われた。 夜の光に白く舞い落ちてくるもの。 決して積もらない、ただ白いだけで傘をさす必要もない。 『春の雪』という言葉を思い出して... -
ポジティブなアメリカ
今日は雨だった。 雨の中、歩くのは好きじゃない。 傘で手がふさがってしまうし、運動靴に水がしゅんでくる。 自分の気分なんてすぐ変えられる。 ずっと悪い気分でいることのほうが難しい。 最近はないけど、ふさぎ込んだときはよく帰り道、ウォークマンで... -
これはもはや道理
冬眠する動物の気持ちがわかるくらい冬の休みの日は眠る。 今日も気がつけば2時だった。 ガラガラとシャッターを開けたらもう西日。 不健康だなあと思いながらも、若かりし日のように、休みをムダにしたという罪悪感はない。 むしろ2時から2時まで眠れ... -
『ともだちがとおくからきた。たのしくないわけがない』
帰りにスーパーで買い物。 いつも使っている愛知の味噌が売り切れていた。 いつも買っている手頃な値段の商品がないときの僕らはとても無力だ。 代案として買った味噌が悪いわけじゃないけど、作った味噌汁を飲んでガッツポーズは出なかった。 とりわけこ... -
都市生活は少しずつ長くなってきた
古本屋で久しぶりに矢作俊彦の本を買った。 前に僕が売った本ではないと思う(たぶん)。 『ツーダン 満塁』という本。 僕の中に理想とするダンディズムが詰まっている。 読みながら僕の都市生活は少しずつ長くなってきた。 あと昨日、早稲田松竹で『モテ... -
地元へ帰ろう
久しぶりに満員電車に乗る。 うんざりする。 絶対にこんなの間違っているとか思いつつも電車に乗る。 はやく三重に帰りたいと思いつつ東京を離れられない僕。 昨日、逆向き電車という番組を見て、鎌倉へ行きたいと思ったのをずっと思い出しながらも、満員... -
「山下智久たった一人のアメリカ」
寒い日が続いていますが、お元気ですか? 僕は毎朝、定時に起きるのが精一杯な暮らしです。 おかげさまで風邪も引かず、元気にやらせてもらってます。 寒い冬を耐え忍ぶ燃料は夏への思いだけです。 夏にあるだろう楽しいことを思い浮かべながら暮らすんで... -
震災の、それから
なにを書くかを考えているうちに随分と時間が経ってしまいました。 もちろん普段を生きている僕には、時間の経過なんか気になるわけもなく、ただなんとなく何もしていないという自覚だけが蓄積されていき、これでいいのだろうかという気持ちになる。 気持...