文学– category –
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文学
孤独と寂しさの違い。ジャック・ケルアック『路上』から感じとる自らにない孤独という素地。
朝起きて、ネットで映画館の空席を見たら、夜の回まで、既に満席だった。 なので、今日は家で昨日借りた映画を見ることにした。 『イントゥザワイルド』 いい映画だったけど、この歳になった僕がビシバシ共感する映画でもなかった。 なぜか、僕はケルアッ... -
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古い書類には僕の未熟さが滲んでいた。
今日は久しぶりに猛暑でした。 僕はコツコツと職場の作業場を片付けていました。 なんか辞める前の人みたいだと僕は感じた。 古い書類には僕の未熟さが滲んでいた。 古い書類を捨てれずに長いこと持っているのは、ある種の自信のなさ、不安のあらわれなん... -
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いつかヘミングウェイのように太陽と海はけっして金で買えなかったからと言えるだろう
色んなものが少しずつ秋に傾きつつある。 夏をあきらめてというサザンの曲があるけど、切り替えの早い僕は、音楽もサザンはサザンでもアメリカ南部のサザンソウルを聴いている。 アラントゥーサンから、ザ・バンド、そして今、ディランの『マスターピース... -
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この夏の模様。『風立ちぬ』がけっこう批判に晒されている理由もわかる。
まだまだ暑いですが、秋に向けて僕はまあまあ元気にやっています。 三重県では、野球をしたのが意外と楽しかったのと、サクレというレモンのかき氷を野球のあとに友人におごってもらったのを、東京のアイス売り場でいつも思い出している。 兄貴の家族が飼... -
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『風立ちぬ』のこと。飛行機と空。僕だけなのかもしれないけど、飛行機=死を真っ先にイメージしてしまう
「風立ちぬ」はもう一回見たい。 なにがいいかは人それぞれだと思うけど、しっかりこころに残るものがある筈だから。 僕はやっぱり青い空と大きい雲と飛行機が飛んでいる様が好きだった。 ラピュタとはまた違う感じだったけど、紅の豚が再び見たいと思った... -
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この夏、しばらく『風立ちぬ』のことを考えたい。堀越二郎、宮崎駿、庵野秀明についても。
サザンが気持ちよくこころに響く日々が続いている。 ラチエン通りのシスターとか、素顔で踊らせてとか。 サザンを聴きながら、高校野球の速報に一喜一憂しながら、ここ2,3日を過ごして、『風立ちぬ』のことを考えていた。 堀越二郎のことを考えて、宮崎... -
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仕事で面白くないことが重なり、とりあえず周りに当たり散らしたら、昼頃、総シカトされていた
今日は一日、頭の中で「潮騒のメモリー」が流れていた。 朝、仕事で面白くないことが重なり、とりあえず周りに当たり散らしたら、昼頃、総シカトされていることに気付き、それからずっと頭の中で「潮騒のメモリー」が流れていた。 やはり僕は黙々、仕事を... -
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「あんた明日、誕生日やから、スイカ送ったろ」。ああ今年も、また夏が来たんだなと思うこの頃。
ひこうき雲→瞳を閉じて→やさしさに包まれたなら→ルージュの伝言 今、ウォークマンでフル回転しているのは荒井由美のこの4曲。 日々、日に焼けていく僕は今でも、一生懸命に音楽を聴き、いいなあと思えることを大切にしている。 基本的に歌と詩と物語のな... -
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こころに残るたった一つの物語。島田雅彦の無限カノン三部作を読む。
夕方、散歩がてらに近所の本屋にいったら、島田雅彦がサイン会をしていた。 ミーハーな僕はそれを遠巻きから見ていた。 島田雅彦は、いっときハマった作家で、好き嫌いが分かれるかもしれないけど、僕はわりと好きだし、いい作家だと思う。 わりとシックな... -
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吉本隆明は、亡くなる間際の本とかがけっこう面白いです。『真贋』がいい。
僕がいちばん好きな季節がなんとなく始まっていて、それに気付かないでいる俺と思うなよと思いながら、毎日、朝晩、汗を流して歩いている。 最近、街中に短冊があって、願い事が書いてある。 七夕なんです。 僕の願いはまだ言葉にできない願いです。 今週...