文学– category –
-
文学
青春ノイローゼは青春時代で終わる。僕ぐらいの年齢になれば、それはただのノイローゼだ。
親戚の子供が東京へ出て来るので、会ってやってくれないかといとこの母親から連絡が来たので、明日、会ってくる。 何かをしてあげるわけでもないけど、上京することの不安を共感してあげたい。 4月に就職したばかりですぐに辞めてしまって、思いきって上... -
文学
まっとうさとストイシズム。ある種のストイシズムはすべてレオンの影響で、牛乳や腹筋はずっと続いている。
僕が主に飲むのは、麦茶で、次いで、コーヒーそして牛乳。 あと水。 以前は烏龍茶だったんだけど、麦茶の方が好きになってきた。 麦茶作って、冷やして、飲んで。 というサイクルにある種のまっとうさを感じるからだ。 またコーヒーも同じ、手鍋にお湯を沸... -
文学
タフに生きる方法としての八方美人。僕はどちらの側にも立たない、というのが本当のところだ。
いろいろな人と話す。 いろいろな人と二人きりになっても、けっこう相手に合わすことができる。 相手はとてもシリアスな話題をしてきても、それを否定したりしないで、うんうんと訊いて、話のわかる人間を演じてしまう。 罪悪感はない。 僕としては、あま... -
文学
勝ちたいときには勝てないのが人生だ。「勝つと思うな、思えば負けよ」
ものごとの大半は結果がでないことである。 にもかかわらず、僕らは結果を求めて困窮する。 美空ひばりの歌で、「勝つと思うな、思えば負けよ」という歌詞があり、僕はそれが凄く好きで、自分がもしなにかを成し遂げたいと思うときは、たぶんいい結果はす... -
文学
因果応報とは本当にあることで。自分が顧客のもとへチケットを届けている時にふと自分の悪行を顧みた。
アマゾンでCDを頼んだら、受け取るのをコンビニにしてたんだけど、紙ジャケぐらいの大きさだとポスティングしてくれるから、という話を耳にして、今回は家まで届けてもらうようにしたら、朝早くにピンポンって。 最悪の寝起きだ。 やっぱ楽はしないで、... -
文学
村上春樹『1Q84』を読む。じっくりとこころを落ちつけて一冊の本を読むことは、孤独へ身を投じることとは異なる
ずっと漫画ばっか読んでいたけど、ちょっと気分を戻そうと思い、小説を読みだした。 梅雨の長い雨に対抗して、『1Q84』である。 それを、知人に話したら、村上春樹の話になり、店の中で、えら長く立ち話をした。 彼は『ねじまき鳥』も『カフカ』も『1... -
文学
いつもより思慮深く。いいことがあった後には、必ず悪いことがあるというのも一つで、誰かが幸せな時は、必ず誰かが不幸になる
雨の季節が始まった。 雨の間はいつもより思慮深くなる。 生協で新しい傘を買った。 安物だけど、久しぶりに新しい傘で、嬉しい。 物に魂があるとしたら、それを僕が感じるかいなかで、僕は人一倍、物を大切にすることができる。 しかし、それが長所であり... -
文学
松本大洋『SUNNY』。いつも鼻を垂れている純助という男の子が好きで、セリフがいちばん子供の本質で描かれている。
6月。 2番目に好きな月です。 Juneという名前も好きだ。 あじさいの6月。 総選挙もあり、盛りだくさん。 かないくんもバルテュスも見てきた。 もう、こころ残りはない。 でも、今は『SUNNY』が一番こころに響いている。 一昨日出た5巻も早速、... -
文学
ボールボーイの一生。いつのまにか白球がお金に変わってしまう人は淋しい
ほんのりと夏の気配が見えてきたのかな。 気温が上がると、身体がとても調子がいい。 松井が8月に打ちまくるように、僕も、夏は調子がいい。 ただ打席に立つ機会がないだけだ。 このまま一生ボールボーイとして暮らすのか、それともボールボーイをやめて... -
文学
ほんとはなにも楽しくないのに、そこにいることを肯定しないといけない。
学生のとき、美術館ばかり行っている時期があったんだけど、最近は、ぜんぜん行かなくなって、少し前は、その頃の自分のことを芸術家かぶれだと思っていたけど、最近、また絵が見たいと思うようになり、とくに原画のゴツゴツとした質感と、美術館を出た後...