文学– category –
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文学
寄り道の古本屋にて本を買う。帯に“日本一おいしいウーロン茶のような(©村上)”エッセイ集。と書いてある
昨日、カレーを作ってあったので、今日はその残りがあるので、買いものせずに帰ろうと思って歩いていたんだけど、いつも手がふさがっているところ手があいているもんだから、古本屋へ足を運んでしまい、持っていない村上春樹の本をつい買ってしまった。 6... -
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この思い出は全て未来のためにある。過去の出来事でありながら、それが唯一、確定している未来だから。
雪が降った。 僕はこの雪の日をなんとなく覚えているだろう。 いつでもそうだ。 僕は雪の日のことは後になってもずっと覚えている。 昨年、半年ぐらいかけて書いた話があるんだけど、そういう雪の日のことを思って書いたんだというのを覚えていて、今、な... -
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羽田のD滑走路で「飛行機ってのは見るもんだ」とタモリさんは言った。
今日は朝から、転倒した。 右折してきた車に巻き込まれそうになったから、ガードレールを俳優っぽく飛び越えたら足が引っ掛かってショートバウンド。 受身がうまくいったけど、膝をすりむいた。 ジーンズにも天然のダメージができた。 地震のときも逃げな... -
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スクールデイズ。東京は色んな意味で視野を遮るものが多すぎる。僕らの後ろにはダイナミックな大自然がある。
日が長くなっている。 実家のリビングから大きな畑、山、夕日が見えるんだけど、たぶんキレイなんだろうな。 東京も高台へ行けばキレイなんだろうけど、東京は色んな意味で視野を遮るものが多すぎる。 だからビジョンが低いと何も見えなくなってしまう。 ... -
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友達はカネで買えない。それは異性に限らず、どんなときもこころがピタリと合わさることがある
桜の歌がやたら街に流れるこの頃、少しずつ色んな別れが始まっていて、僕は今週、二人と別れた。 よくある話である。 寂しさへとこころは動くけど、それを表現しきれない。 それとは別に、仕事でお世話になって別れた人から、最後にメール交換したら仕事抜... -
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三島由紀夫の作品で好きなのは二つきりで、一つは『春の雪』で、もう一つは『永すぎた春』である。
帰り道は解放感満ちていて、色んなことを考える。 今日は神田川沿いを歩いていたら、雪が舞ってきて、とても気分が洗われた。 夜の光に白く舞い落ちてくるもの。 決して積もらない、ただ白いだけで傘をさす必要もない。 『春の雪』という言葉を思い出して... -
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「山下智久たった一人のアメリカ」より。ポジティブなアメリカを見せてくれ
今日は雨だった。 雨の中、歩くのは好きじゃない。 傘で手がふさがってしまうし、運動靴に水がしゅんでくる。 自分の気分なんてすぐ変えられる。 ずっと悪い気分でいることのほうが難しい。 最近はないけど、ふさぎ込んだときはよく帰り道、ウォークマンで... -
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ヘミングウェイの本で「しゃべると大事なものが心から消えてしまうよ」という部分に附箋が貼ってあった。
冬眠する動物の気持ちがわかるくらい冬の休みの日は眠る。 今日も気がつけば2時だった。 ガラガラとシャッターを開けたらもう西日。 不健康だなあと思いながらも、若かりし日のように、休みをムダにしたという罪悪感はない。 むしろ2時から2時まで眠れ... -
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『ともだちがとおくからきた。たのしくないわけがない』
帰りにスーパーで買い物。 いつも使っている愛知の味噌が売り切れていた。 いつも買っている手頃な値段の商品がないときの僕らはとても無力だ。 代案として買った味噌が悪いわけじゃないけど、作った味噌汁を飲んでガッツポーズは出なかった。 とりわけこ... -
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都市生活は少しずつ長くなってきた。眠れない夜に僕は何を考えるだろう。
古本屋で久しぶりに矢作俊彦の本を買った。 前に僕が売った本ではないと思う(たぶん)。 『ツーダン 満塁』という本。 僕の中に理想とするダンディズムが詰まっている。 読みながら僕の都市生活は少しずつ長くなってきた。 あと昨日、早稲田松竹で『モテ...