文学– category –
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文学
誰かに守られているときは全然、気にもしなかったこと
家の扉を開けて、一歩外へ出るときの感じがだんだんよくなってきている。 朝なんか起きてすぐにゴミを捨てに行くんだけど、ゴミ捨て場の道まではキャンプの朝みたいな感じでとてもいい。 一昨年、春日大社のすぐ傍の旅館に泊まって朝から春日大社を散歩し... -
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理想を高く持つということは、生活を変えることではなくて、人間性を維持することである。
なにか失敗した人間に対して、世間の声は厳しいなと僕は思う。 お前は考えが甘いと言われるかもしれないけど、この先、考えが甘い人間をやめる予定はない。 『東京タワー』を読んで、なんてリリー・フランキーは素敵な人だろうって思ったのが、もう6年ぐ... -
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どこへ行っても人だらけ。行列とか見るとこんなに人がいっぱいいるのに話ができるのは一人もいない
少し前から意識的に甘いモノを抜いているので、ときどき人から手でちぎってもらうチョコやパンなんかを食べるとやたらと甘い。 それと同じで普段、電車に乗っていないので、週末に出かけるときなんかに電車に乗ると物凄い圧を感じてしまう。 上京した頃の... -
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変更されたこと。今年は生のトマト食いまくりの夏になりそうだ。
食べるものの好みが変わることはよくあって、ずっと好きじゃないと言い続けていたものが今、とても好きになってしまった。 スパゲティのトマトソースやカレーの中に入ってるトマトは大好きだったけど、火のとおってないトマトは好きじゃないからあまり食べ... -
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「待つ」ということ。「待つ」のはとても難しい。僕は未だ上手く「待つ」ことができない。
一日中、とても眠たくて、昼ゴハンを食べてから2時間ぐらい寝た。 それからずっと天井を眺めながら一日を過ごした。 外へ行かないといけない用もあるんだけど、明日も一日休みだし、今日はもう寝るだけの日にしようと思った。 とりあえず、いろいろなこと... -
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マツコデラックスと中島みゆき『タクシードライバー』と僕らが一人ぼっちにならない理由
こないだ夜中にテレビでマツコデラックスが12年前の失恋の話をしていて、それが凄くよかった。 なにがいいのかわからないけど、僕は緩やかな気持ちになれた。 マツコデラックスが失恋して泣いたという話を、誰も笑っていなくて。 BGMに中島みゆきの『タ... -
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青春に結びついている本たち。嶽本野ばらは、昔からのファンであり、高田渡は、吉祥寺のことを思い出すたびに聴いたりする
最近、読んだ本、ざっと並べてみた。 この中で、よかったのはやっぱり『ボールのようなことば。』糸井重里 羊をめぐる冒険や海がきこえるは、年間に何回も読む。 あと嶽本野ばらは、昔からのファンであり、高田渡は、吉祥寺のことを思い出すたびに聴いたり... -
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青空は、史上最大の読書灯である。東京は戦後みたいに建設ラッシュで近所の古い家はどんどん立て替えられている
こないだ買った糸井重里の本を読んでいて、本は全部、読んでしまったんだけど、なかなか手放せなくなり、毎日、仕事へ行くときでもかばんの中に入れてある。 それぐらい言葉に力があると僕は感じた。 詩人だとも思う。 やっぱり思索の世界が一番素晴らしい... -
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花の価値のわかる男にならないといけない
夕方に雨がやんだので、池袋にある本屋へ向かった。 最近の僕は一か月に一冊、本を買うか買わないかと渋くなってしまったけど、週に一回ぐらいは大きい本屋へ行く。 今日は、ひさびさに本を買った。 『ボールのようなことば。』糸井重里 ジャケ買いである... -
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いまだ僕は桜を憂鬱なきこころで見たことはない
たぶんこんな平明なこころのまま生きていたら駄目なんだろうな、と思いながら生きている。 僕の話す言葉にはわかりやすさが欠けている。 でも、その欠けている場所に、ほんとに語りたいことがあり、わかりやすく生きようとしたら、僕は無口になった。 糸井...