文学– category –
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文学
レイモンド・チャンドラー『リトル・シスター』を読む。昔のアメリカ人はカネのことばっか考えているという気がしてきた。
最近、よく中国語の辞書をひらく、それか、ウィキペディアかなんかで調べる。 僕は基本的には中国語は喋れないし、ほぼ聴きとれない。 ただ文章の中に中国語の表現やらうんちくなんかを入れるのが好きで書いている。 というか中国語は響きがやさしくていい... -
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新宿の夜景は落ち着く。家からすぐのところからNTTドコモ代々木ビルの時計が見える。
お盆だからといって特別なことはない。 昼間、友人が池袋にきてコーヒーを飲んで、明日も仕事だからと、すぐ帰っていった。 それから家の掃除をした。 雑巾をかけて、窓を開けて、風をとおしたら、昔の夏みたいになった。 それから連日のスイカの最後を食... -
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大事なのは乾きを感じることです。ポケットから焦って小銭が出せないぐらいの乾きです。
オレンジ色の夕焼けを見ましたか? 東京は梅雨も明け、夏本番という感じです。 朝、少し歩いただけで、汗が吹きだして、職場がキンキンにクーラーがかかっているので、おかしくなりそうだ。 テレビではこまめな水分補給を忘れずにと言っているけど、自分の... -
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「次、生まれ変わったらこうしたい、とか言う人がおるけど、次はないよ」辰吉丈一郎
寝る前にどうしても甘いものが食べたくなったので、チャイを淹れた。 生姜を多めに刻んで、砂糖をたくさん淹れため伊勢神宮の甘酒みたいになってしまった。 チャイを飲んで一息つくと、ブログを書きたくなった。 大人になると感情にブレーキがかかる。 こ... -
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“顔に明るさがないと人は落ちてくる” 菊池成孔の粋な夜電波より
昨日はオールナイトニッポンを聴いていて、それからしばらく眠れなかった。 とてもとても遠くにいる女の子の傷ついたこころを想像して、胸を痛めていた。 彼女は去年一年間、僕の冴えない暮らしに花と笑いを添えてくれていたアイドルだ。 そして今日、さん... -
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昔々、といってもたかだか四十五年。椿山荘の『蛍』が村上春樹の元へと渡ったという話。
椿山荘でホタルが見えるというのは本当だった。 僕自身はホタルが珍しい人間でもないんだけど、このホテル(結婚式場)で見る、ホタルには思い入れがある。 『蛍』という小説の舞台は、45年前のこの場所の近くにある男子寮の話で、このホテルで客寄せと... -
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努力について考えてみた。どんなカタチでもどん底を知っているなら、今がいいし、この先もっとよくなるだろう。
今日はまた一つ生きる目標が確定した。 ただ、楽しみが増えただけなんだけど、新しいものというものは、探しても見つからないもので、日々の地道な感情の積み重ねで見えてくるのである。 僕は努力をしたと思えるのは、高校2年生の夏から冬のほんの少しの... -
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『さしこのくせに』大きな余震が怖い最中、地味な緑ジャージを着て、よく喋る女の子が僕のこころを捕まえた
去年の4月ぐらいだったか、毎日のように大きな余震があって、僕は家がいつ壊れるかわからないような不安の中、ぼんやり眺めていた深夜のテレビ。 その中で地味な緑ジャージを着て、よく喋る女の子が僕のこころを捕まえた。 僕は夜中、一人で笑っていた。 ... -
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島田雅彦『彗星の住人』『美しい魂』『エトロフの恋』を読む。正しい分量だけ上手くバランスよく積み上げる
今、読んでいる本は島田雅彦の『彗星の住人』という本。 『マダムバタフライ(蝶々夫人)』の末裔の恋の連鎖をえがいた作品でとてもいい作品。 サヨクの視点で戦後の日本からバブル期のことをさらりと書いた恋愛小説。 僕が少し政治のことを勉強していた頃... -
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笑福亭鶴瓶・日曜日のそれ/菊地成孔の粋な夜電波。好きなラジオを聴いている。
この頃、ずっとヘッドフォンをしているんだけど、僕は音狂いの若者でもないので、四六時中、音楽を聴いているわけでもなくて、最近はポッドキャストでラジオを聴いている。 寝る前にパソコンからウォークマンに落として、毎日、空き時間に聴いている。 こ...