2012年– date –
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日記
紀伊國屋
久しぶりに新宿へ行ったら、紀伊國屋の一階がすっかり雑誌売り場になっていた。 一階の文芸書の棚、好きだったのにな。 たぶん二階へ行ったらもっと豊富な文芸の棚があるんだろうけど、なんか気が進まない。 がっかりしたのは僕だけではない筈。 -
日記
吉本隆明
吉本隆明の本は、本屋でアルバイトしているときにたくさん読んだ。 『共同幻想論』『言語にとって美とはなにか』とか、60年70年代の学生は必携だったという本ももちろんそうだけど、こころに残っているのは、それ以外の『漱石を読む』とか『ひきこもれ... -
日記
わからないけどいい
いつもと写真とコーヒーの感じが変わったと思ったら、ブログのデザインが新しくなっていた。 前のデザインが気に入っていたのでショックだ。 でも、カタチあるものはいつか失われるものだから、変化を受け入れよう。 今日も帰り道の空は明るい。 というよ... -
日記
ひとまず今日はそれで米を買う
今日も風が強くて寒かった。 まだまだ春は来ないと思いながら、仕事帰りの空は明るかった。 日が長くなったのか、僕が短縮で早くあがっているからなのか、いつもより明るい。 とりあえず手持ちがないので、銀行で少額を降ろす。 朝三暮四とはこのことで、... -
日記
コーヒー、チャイ、ウーロン茶
コーヒー、チャイ、ウーロン茶、コーヒーと昼から一日中、茶をしばいていた。 あまり深く考えられなかった。 こころを動かす出来ごとに対して、僕は言葉数が減ってしまったようだ。 どこかへ憂鬱をしまい込んでいる。 明日からまた楽しくやらないといけな... -
日記
3月11日
去年のことは今でも覚えている。 僕は仕事を休んでいて、部屋にいて、コーヒーを淹れながらパソコンを叩いていた。 あのとき書いていた小説は、ほんとうに僕が書きたかったものなのかどうか今ではわからない。 今わかるのは、僕が書きたかったのは23歳の... -
日記
ミート・グッドバイ
昼間、本を読んでいたら知らないヨコ文字が出てきた。 ミート・グッドバイ? 僕は最初、これはハロー・グッドバイの類の慣用句かと思ったんだけど、そうではなくてこの場合のミートというのはmeetではなくmeatの方なんです。 僕はこの本を外で読んでいたん... -
日記
寄り道の古本屋にて
昨日、カレーを作ってあったので、今日はその残りがあるので、買いものせずに帰ろうと思って歩いていたんだけど、いつも手がふさがっているところ手があいているもんだから、古本屋へ足を運んでしまい、持っていない村上春樹の本をつい買ってしまった。 6... -
日記
春にいつも憂鬱になる人
今日は暖かったと巷では言われているけど、想像したような気候でもなかったですね。 僕が好きな季節の匂いもしなかったし、むしろ昨日の雪の日の方がよかったと思う。 とても中途半端な気候でした。 3月、4月はそういうのが続くのかな。 前に言ったかも... -
日記
この思い出は全て未来のためにある
雪が降った。 僕はこの雪の日をなんとなく覚えているだろう。 いつでもそうだ。 僕は雪の日のことは後になってもずっと覚えている。 昨年、半年ぐらいかけて書いた話があるんだけど、そういう雪の日のことを思って書いたんだというのを覚えていて、今、な...