2011年– date –
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日記
買占めは絶対駄目。これは今だけじゃなくて、5年、10年、先の自分の為に言っているんです。
地震の話と原発の話で、少し疲れますね。 でも、話していることで楽になるなら、話したほうがいいと思います。 よく「なにも考えないで普通に暮らしているのが一番だよ」と言うけど、実際にピンポイントで強い揺れに会ってしまった人に、「怖がらないで」... -
日記
突然、また大きな余震が来た。長いこと揺れてるなあと思っていたら、僕自身が震えていた/追記@寝る前
5日ぶりに自炊を始めたという話を書いていたら・・ 突然、また大きな地震が来た。 長いこと揺れているなあと思ったら、僕自身が震えていた。 心臓がバクバク言っていて、これはもう駄目だと思い、 好きな小説の好きな一節を書き写すことにした。 僕なりの... -
日記
無事でなにより。友達と近所のスーパーに行き、ある程度買えるモノがあるのを安心して僕はパン一つ明日の朝飯として、友達はリンゴを一袋買った
職場の仲間と顔を合わした。 みんな無事で、お互いに心配し合い、とても守られている気がした。 知っている顔をたくさん更新していく度に、安心が増えていく。 朝からツアーキャンセルの電話が鳴りっぱなしだったけど、助け合いのこころが広がっていて、誰... -
日記
いつもの場所へ。僕らが生きている東京は素晴らしいところなんだって信じている。
備えあれば憂いなしとは言うけど、僕が一番、怖いのは余震であり、大きな揺れがあったときに一人でいることへの不安であり、一日、二日、食べれないことや、風呂に入れないことではないんです。 水を汲んだり、食べ物を買い込んだり、することに懐疑的なの... -
日記
地震のあとで。東日本大震災の当日を振り返る。東京は目白の自宅で震度5強の揺れで、僕は部屋を飛び出した。
朝のうちに大学の近所の歯医者に行き、高田馬場の駅前で弁当を買って帰った。 帰りの道すがら、近所の木蓮がもうすぐ咲くところを見て、もう少しだ、今日もがんばらないとなあと思った。 買ってきた弁当を食べてから、パソコンを立ち上げて、小説を書き始... -
日記
「なるべく苦手なジャンルの本を読んでください」小説家の高橋源一郎さんがいう理由はなんとなくわかる。
昨日、読み終えたミステリ。 ミステリはやっぱ僕には合わないのかなあ。 なんか物足りないというか、やはり謎をとくことに重きを置くからかなあ。 今日からは『さらば雑司ヶ谷』という本です。 ほんとは読み返しだけでいいと僕は思うんですが、まだそんな... -
日記
映画『ソーシャル・ネットワーク』を観る。Facebookのマーク・ザッカーバーグがどういう風に描かれるか興味があった。
昼間、顔見知りの先生と偶然、街で出会い、少し話をした。 僕が今日は休みですという話をすると、先生は「キミは普段は何を勉強している人なの?」といつもと違う会話をしてくれた。 先生のせっかくの質問に答えなくてはいけないと思い小説を書いているこ... -
日記
新潮文庫の秘密。これをつけることで、コストが10円近く高くなるけど、新潮社はつけることにしているんです。
今日は珍しい人と話すことになりました。 本の詳しい人で、以前の僕の新潮文庫のギモンをあっさり教えてくれました。 新潮文庫にだけスピン(しおりのことらしい)がついているのは、新潮社のこだわりです。 これをつけることで、コストが10円近く高くな... -
日記
リリー・フランキーの『ボロボロになった人へ』という小説のある一節で、とても素敵な言葉があり、僕はいつかこういうことを書ける人になりたい。
今日は細かく色んなことがあった。 久しぶりに上司の一言に、反論した。 とてもキモチが良かった。 普段は言われた仕事は文句言いながらもやるけど、権利の主張はやはりしたほうがいいから。 というか瞬間湯沸かし器だった。 まあ、日本社会的には僕が間違... -
日記
仕事から帰ってきた母が庭に水をやりながら、「コレ、あじさい」とゆっくり言葉にして教えてくれたのを今でも覚えています
もうすぐ桜の季節ですが、僕が一番好きな花はあじさいです。 実家の庭にあじさいが山ほど咲いていて、初めて覚えた花の名前があじさいです。 仕事から帰ってきた母が庭に水をやりながら、「コレ、あじさい」とゆっくり言葉にして教えてくれたのを今でも覚...